MONOから得られる価値を感じる
全てのMONOを遡っていくと、永遠にひとからひとへ届ける思いが込められている。
ものづくりの世界
昨日、素材博覧会へ行ってきました。KIITOの空間は、中に入るだけでワクワクする。
建物が好きな私は、いつも細かいところまで目が行ってしまいます。THE 職業病。建築業界にいる人は、きっと同じ様なクセがあるはず。壁の質感、漂う不思議な空気、全てがアートを感じる空間でとても好きな場所のひとつ。
開催2日目とあって、会場は沢山の人であふれていて、お店の方も「今日は昨日よりかなり多いね〜」とお話しされていました。
ものづくりをされている方は様々
会場には、学生や主婦、ご年配の方、男女問わず多くの方がそれぞれご自身の使う素材に見入っておられました。
ハンドメイドブームとあって、ビーズの数が圧倒的に多い。各業者様はご自身の扱う商品をより多くの方に手に取ってもらうため、いろいろと工夫されていました。
私も、気になったブースでは、立ち止まって手に取り色々とみて回りました。
声をかけてくださると、私も色々聞いてみたくなるので、ついつい長話・・・
その素材に込められた熱い思いを聞くだけで、これを使って何が出来るかわくわく感が沸いてきます。
本当に好きなのは・・・
素材を見ていると、いつも思うのは、きっと私は組立て作られた物より、素材が一番好きなんだろうなと思います。
特に、小さなキラキラしたもの。
見ているだけでおそらく幸せホルモンが出ています。
この会場に居る人はみんなそうなんじゃないかと思うほど、みなさんキラキラした目で素材をながめておられました。
永遠に続く、思いのバトン
素材をながめながら店員さんにお話しを聞くと、とても丁寧に特徴や、思いを語ってくれます。
それを聞いていることが 私は大好き。
だって、一番大好きな商品のことを、一所懸命お話ししてくださるから、聞いている方もここちいいんです。
知らないこと、ちょっと知っていたけど、更に深いお話しとか、へ〜すご〜い!というようなお話しとか。
お話しを聞く中に、新たな発見がありそれを体感すると気持ちいいです。
ひとつ賢くなった気がするので。
そんな思いなどを含んだ素材を使うことで、その素材を使った作品のお話しを誰かにするときに、実はこの●●はね、□□でね、こんな△△なんです。それを使った◎◎はね、この作品でね・・・といったように、素材を託した作り手さんの思いを、それを使って作品を生み出す次の作り手さんへバトンが渡されます。
そして、当店の様にハンドメイド作家様の作品を扱うお店は、その渡されたバトンで、素材を作られた方の思い、素材を使って作品作りをされた方の思いをお客様へ届けます。
バトンはまだ続きます。
例えば、誰かの誕生日プレゼントとしてお買い上げいただいたとき、とっても喜んで貰えたら、更にその作品の魅力を知っていたら教えたくなりませんか?これね〇〇でね、□□でね、◎◎のアクセサリーだったの!!という様な感じ。
何も伝えずに渡すより、きっとさらに価値を感じてもらえるんではないでしょうか。
笑顔がさらに広がったら、プレゼントした方も、笑顔がさらに広がりますね。
ストーリーを感じ、意識する
この様に、MONOから生まれるひととの繋がりを深めるには、そのMONOのストーリーをよく知り、それを伝え更にそのストーリーに自分のストーリーも加えて、それを伝える。
そのストーリーは作品と一緒に届けられ、ストーリーに共感し喜んでもらえる。
こう考えると、ハンドメイド作品には世の中に全く同じものが無い、唯一無二のMONOという価値がよくわかります。
ストーリーを知り、伝え、更に自分のストーリーを加え伝える。そして本当の価値を感じてもらう。
ハンドメイド作家様は、ご自身の作品1点1点にストーリを感じてますか?一度言語化してみると、お客様との会話が弾みますよ!!
!!----ここから下は触らないでください----!!
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